「経営理念作成セミナー 第1講(3回シリーズ)」尾道支部経営労働委員会
経営労働委員会の勉強会「第1回経営理念作成セミナー」が開催されました。3回シリーズの1回目ということで、講師に(有)尾道浪漫珈琲の寺岡睦夫さんをお呼びして「経営理念とは」について説明していただきました。
正直に話しますと私自身、経営理念についてまるで「ちんぷんかんぷん」な状態でした。弊社には経営理念があり朝礼のたびに唱和している程度で、なんとなく「ふーん」といった感じでした。
今回は経営理念について知ることを重点的に、質疑応答を交えながら(有)尾道浪漫珈琲での取り組みを例に「経営理念とは何?」ということを学びました。
経営理念=会社のありたい姿という言葉にとても共感しました。
浪漫珈琲での理念の成文化や社員間への理念のなどを例に、理念から社員教育や社風作りに役に立つことがあるのことを学びました。
理念の成文化の意味についてはなかなか理解するのには難しいこともあるのですが、成文化によって会社のありたい姿や創業者の精神にいつでも立ち返ることができることが解りました。
また、経営理念の説明・解説として行動指針や店訓(社訓)などがあることもわかりました。
私も若い頃、飲食店で働いていたので寺岡さんの話は自分の中にスッと入ってきて、とても身近に思えました。
今回の勉強会で一番学んだことは、「経営理念は変えてもいい」ことでした。たしかに、しょっちゅう変えていては気持ちがブレブレになってしまうのですが・・・
この間テレビでとあるリゾート会社の代表が20年ぶりに経営理念を変更したというニュースを見かけました。時代の変化とともに経営理念も変化していくことに驚きました。
1度経営理念を決めたら変えてはいけないという固定概念があったので、まさしく目からウロコが落ちる状態でした。
寺岡さん、いろいろ聞かせていただきありがとうございました。また疑問が出てきたら相談させてくださいね。