2016.12.29
「電気代への対処法」福山支部地球環境委員会11月度勉強会
福山支部
環境経営委員会
SDGsへの取り組み
活動レポート
地球環境委員会では11月4日に「電気代への対処法」として㈱オービットの尾崎雅行氏を報告者に勉強会が行われました。
お話しの中で電気は基本的に貯めることが出来ず、必要な電気をその都度供給してもらい、それを使っている。電力会社は季節や天気、時間帯に合わせピーク時にも対応できる設備と準備を整えていなければならない。電気料金を下げるには、まずピーク時の電気量を削減(ピークカット)したり、ピーク時の電力を分散(ピークシフト)させる事が必要であり、それを皆で実行することによってピークを抑えられ火力発電、原発も減らせCO2の削減も出来るとの事でした。
自社では高圧受電契約をしており月々の電気料金も高く何か削減方法がないものか考えていましたが、仕事量の増減やどの部分でどのぐらいの電気が使われていてどこに無駄があるのか細分化できていない為、具体的な対策ができないままの状態でいました。今回のお話しを聞き高圧受電の基本料金設定の仕組みを知り、高圧受電での電気代削減にはピークカット、ピークシフトの実行が最大の近道だと確認できました。
その他にも電気契約見直しの目安や、消費電力量から見る家電の買い替え時期など会社にも家庭にも実益のあるとても実りのある勉強会となりました。