活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >【同友ひろしま10月号】1.経営フォーラム2016開催!人を生かす経営の「真髄」を学ぶ!
2016.10.27

【同友ひろしま10月号】1.経営フォーラム2016開催!人を生かす経営の「真髄」を学ぶ!

02p1

来賓あいさつ 松井広島市長

 「企業進化論Ⅱ~真髄を究めろ」をテーマに掲げ、10月7日、リーガロイヤルホテル広島をメイン会場に「経営フォーラム2016」が開催されました。
 広島県経営研究集会は昨年より経営フォーラムとして名称を変えて開催していますが、経営研究集会としては今回で30回目の節目となるものでした。
 企画準備にあたっては、全県で実行委員会を構成し、企画・分科会準備・印刷&広報・当日の設営&誘導など、支部で役割を分担し、全県あげて取り組みました。その結果、当日は535名の参加登録となりました。
 基調講演は、「変革と継承~『労使見解』の起草と『人を生かす経営』実践への道」というテーマで、中同協 顧問 田山謙堂氏(㈱千代田エネルギー 相談役)と中同協 顧問 国吉昌晴氏により公開対談形式で行われました。
 田山氏は、「労使見解」の起草に関わり、そこから学んで自社の経営に生かしてこられました。悪戦苦闘しながらの経営実践談は、迫力のあるもので、「同友会のめざす人間尊重の経営こそ同友会運動の真骨頂、『三つの目的』の総合実践であり、経営者一人ひとりの生きざまが問われます」という問題提起でした。

02p2

立石代表理事手締め

 基調講演のあと、委員会、部会、支部が担当する10の分科会に分かれ、それぞれのテーマに沿った報告(問題提起)をグループ討論で深めました(同友ひろしま12月号で特集予定)。
 式典・懇親会では、16名の来賓をお迎えしました(名簿参照)。粟屋代表理事の「少子高齢化という社会構造上の中、中小企業にとって人材の確保と育成、事業承継は大きな課題。本日の学びを明日からの経営に生かしましょう」との開会挨拶に続き、挨拶を頂いたのは中下広島県副知事、松井広島市長、波留中国経済産業局長の3名。
 松井広島市長は「リーマンショック以降、経営の重点は目先の利益より企業の持続性・継続性重視にシフトしたのでは。100年を超えて存続する企業の共通の特徴は優れたバランス感覚。これに学びながら、物事を長い眼で見ていく『循環』に視点を置き、地道だが着実な行政をめざしていきます」と話されました。
 
 来賓挨拶の後、永年会員(30年)表彰を行いました。対象となる会員は5名、出席頂いたのは、㈲シーピーシー 原田修治氏(広島中)、旭調温工業㈱ 粟屋充博氏(広島中)、平和情報システム㈱ 宮原田雄之氏(広島西)の3名でした。感謝状と記念品をお渡ししました。
 松野日本銀行広島支店長の乾杯の発声で懇親会はスタート。広島文教女子大学ダンス部の皆さんによる躍動感あふれるダンス、来年10月に福山で開催される障害者問題全国交流会2017のPRと進み、立石代表理事の手締めで閉会となりました。
 来年のフォーラムに向け、準備が間もなく始まります。魅力あるフォーラムに向けて、引き続きみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
(文責 事務局 木下)