活動レポート
2016.10.28

8.中小企業こそIT活用で突破口を開け

呉支部例会

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高島俊尚氏

 去る9月17日、シティプラザすぎやにて呉支部例会「中小企業における『攻めのIT経営実践のポイント』」というテーマで、講師に高島利尚氏(中小企業診断士、ITコーディネーター、地域活性化伝道師)をお迎えして開催し、オブザーバー含めて124名の参加がありました。
 厳しい経営環境の下で中小企業が活力を高め、市場を広げていくためには、ITの積極的な利用が欠かせません。講演では「IT活用の意義」を中心にお話頂きました。「IT経営とは経営・業務・ITの融合による企業の最大化を目指すこと、自社の強み、問題点や課題を整理しITを活用してシステム作りをすること」というお話が印象的でした。
 第二部では「中小企業こそIT活用で突破口を開け!」というテーマで、児玉学氏(ひろしま産業振興機構 中小企業診断士)のコーディネートで、三名のパネラーによるパネルディスカッションが展開されました。パネラーは、長行事義人氏(㈱サンワテクノス 代表取締役)、関屋憲二氏(㈲セイエン 総務部 部長)、狩尾直起氏(㈱ケイ・ウェーブ・ネット 代表取締役社長)。
 三社三様の活用事例のご報告でしたが、ITを取り入れたことにより、「効率が上がり、生産性が上がった」「仕事の幅が広がった」など、沢山のメリットが紹介されました。

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パネルディスカッションの様子

 IT活用がすべてではありませんが、否応なくIT化はさらに進んでいくと思われます。関心を持って学んでいかねばならないと考えさせられる講演&パネルディスカッションでした。
(文責 事務局 木下)