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2016.08.02

3.本気で学び、必ず実践!~実践する支部をめざします~(広島安佐支部長)

04p1社会保険労務士法人 たんぽぽ会 会長 瀬川徳子氏

≪経営理念≫
●地域社会と密着し、社会の知恵袋として貢献します。
●高い倫理観を持ってどこまでもお客様の幸せを追求することによってプロの仕事を目指します。
●社員が幸せになってこそ地域やお客様に貢献できるのだと確信し、働きやすく働きがいのある会社を目指します。

●勉強すべきとすすめられて
 きっかけは友人からの勧めです。仕事は順調にクライアントも増えて、売上げも安定した頃でしたが、安定した中で閉塞感・マンネリを感じるようになっていました。友人の女性社会保険労務士さんにライオンズに入ろうかと相談したら、『勉強すべきだ』と同友会をすすめられました。

●支部長を引き受けるにあたって
 これまでも、支部長改選の都度声を掛けていただいていましたが、固辞してきました。
 私の性格上、底支えはできますがリーダーとして会員の皆様を引っ張る役目は出来ないと思っていたからです。それも、私どもの業種からみると、クライアントになるかもしれない経営者の方々が会員の団体です。
 引き受ける決断は、次の三点がそろったからです。
一)当社の若い経営者が少しずつ成長している実感を持ったこと
二)これまで障害者問題委員会にかかわり離れがたい気持ちに対し、「支部活動が軸ですよ」と助言されたこと
三)「もし私が支部長を引き受けるのであれば、こういう誓約をお願いします」という誓約書に、役員の皆様が署名してくださったこと

 底支えの、支部長らしからぬ支部長でも、もしかしたら一緒に成長し、2年後に安心してバトンタッチできるかもしれないと感じました。
 喜んで引き受けたものではありませんが、引き受けたからには、頑張りたいと思います。
「頼まれごとは試されごと。返事は二秒、ハイ 喜んで!」

●良かったこと、大変だと思ったこと
 入会して良かったことは、まず、興味のなかった政治や経済界の大きな動きについて、いろいろ勉強させていただいていること。そして、いろいろな社長さんがおられて、個性を感じられること。さらに、さまざまな業界事情に触れられることです。
 逆に大変だと思ったことは、行事が目白押しで、回数が多いことですね。

●2年後を見据えて
 固辞していた支部長の役ですが、今は少し落ち着いて、引き受けたからには責任を持って仕事に当たろうと覚悟しました。
 何を覚悟したかというと、前支部長、前々支部長の思いを引き継ぎ、「学びを実践する」ことです。
 最近、役員の皆様と共に、力を結束すると実現できるかもしれないと強い感触を掴みました。
 私一人で実行するのは難しいかもしれませんが、役員それぞれが「自社の経営基盤を強固なものにする」
「自社の経営環境をよくして社員や家族を幸せにする」と不退転の覚悟で結束できたら、学びは必ず実践できるという感触を掴みました。
 感触を掴んだのは、「安佐支部研修」です。研修は急遽タイトな日程で決まり、内容は同友会の元代表理事の川野登美子さんの体験報告でした。
 終了後に、自社に落とし込むためにもっと踏み込んでいろいろ聞いてみようと、川野さん宅を再度訪問しました。
 川野さんは「真似ればいいのよ。どうして真似ないの」とおっしゃいます。
 支部スローガンを胸に、学びを自社に落とし込んで小さな実践を積み上げたいと思います。
 任期2年間が終了して、振り返ってみれば、各社の小さな実践の積み上げが、各社の経営基盤を磐石なものにしていたと喜び合いたいと思います。
 そして私自身は、支部長をさせていただいた役得で、自社も成長したのよ!と胸を張って言いたいです。(文責 事務局 青芝)

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