9.ちょっとした話 ①「えぇとこ・えぇもん・うめぇもん」 ②三宅産業㈱さんを訪問 ③広商インターンシップ会議
①工房おのみち帆布の「尾道帆布」が、備後エリアの「えぇとこ・えぇもん・うめぇもん」に選定されました!
JR西日本による「第三回ふるさとあっ晴れ認定委員会」において、備後エリアの「えぇとこ・えぇもん・うめぇもん」が選定され、尾道の歴史ある企業の製品と共に「工房おのみち帆布」(会員 田口慈子理事長)の「尾道帆布」が選ばれました。
これは、JR岡山グループが、地元で愛されているが全国的にはあまり知られていない「いいもの」を地元の人たちと連携して掘り起こし、認知度向上や誘客拡大をめざしていく活動です。
「数ある尾道のえぇもんの中から尾道帆布が選ばれたのは大変光栄です。尾道の伝統産品であった帆布がこれからも発展するよう、頑張ってまいります」と笑顔で話す田口理事長。
また、JR山陽本線岡山・三原間で、ラッピング電車「ふるさとおこし三号」が運行中です。その中吊り広告として「尾道帆布」が紹介されています。列車にご乗車の際にはぜひ、お確かめください。(文責 事務局 源田)
②三宅産業㈱さんを訪問~事務局研修in香川~
同友会運動を支える事務局員を育てる。研修の目的の一つです。今回は局内の意見を基に、三宅産業㈱さんの経営から同友会運動の実践を学ぶことになりました。
三宅産業㈱さんは、香川同友会のご所属。研修では、同社の三宅慎二氏(会員)に社内を案内いただき、会長の三宅昭二氏(会員)から体験報告をお聞きしました。
三宅会長は会歴40年。中同協の副会長も務められた方です。
報告の中で印象的だったことは「企業は環境適応業」、「中小企業をしなやかな竹に表現」されたこと。そして「同友会の体現者でありたい」。三宅会長は自社の問題を体現者として解決できているか、と自問し続けているそうです。
80歳を超える同氏が自身の戦争体験も踏まえ、平和でなければ、経営を維持し発展させるという経営者の責任は体現できない、と話されたことが頭に残っています。
事務局は、経営者と「共同の主体者」たれという宿題をいただきました。
今回の研修は香川同友会の事務局の協力を得て進められ、事務局同士の交流もできました。(文責 事務局 井谷)
③13年目の広商インターンシップ支援会議~会員企業51社で生徒91名を受け入れ~
去る7月8日、広島4支部による県立広島商業高校(広商)のインターンシップ支援会議が開催されました。
同友会ではインターンシップの実習が始まる前に事前に会員企業で支援委員会を立ち上げています。この試みは今年で13年を迎えます。
同校のインターンシップは、校長先生を始め先生方が、生徒の中小企業での就業体験に強い期待をもっておられることから支援を継続して来ました。
毎年、高校2年生の生徒全員(今年度313名)がインターンシップで就業体験を行います。
今年は同友会会員企業51社が7月25日から27日、8月8日から10日、8月22日から24日の3日間で生徒91名を受け入れます。
会議では「こんな実習があるんだ」、「他社はこんなやり方をするんだ」という気づきなどを情報交換。各社の実習や昨年度の反省や改善点などを話し合い、夏のインターンシップ本番に向け、生徒への対応を意見交換しました。(文責 事務局 児玉)