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2016.06.24

「みんなが働ける良い会社を目指して」福山支部E地区5月例会

福山E (1)

 E地区の5月度例会は、5月17日(火)に事務局にて開催いたしました。㈲メタルワーク福山 代表取締役 大植栄氏に「みんなが働ける良い会社を目指して」と題し、体験発表をして頂きました。

 内容は、障害者雇用についての報告という事でしたが、障害とは個性であり、個人に問題があるのではなく、その人の周囲との軋轢や摩擦こそが障害だという話を聞き、障害者問題とはその人の個性と向き合う事だと教えていただきました。

福山E (2)

 その後は、メタルワーク福山さんでの障害者雇用の取組を伺いました。過去の失敗談も話していただき、まだ障害者の特性を知らないまま雇用した事で失敗をしてしまったそうです。その経験から、「知らないのは経営者の罪、恥だ」と思ったそうです。「個性が生きる方法は必ずある」「教える方が悪い」と言う言葉には、社員に伝わらないと嘆いている私にとっては、耳が痛い言葉でした。

 社内への理解を得るのも、やはり時間をかけて自分の想いを伝え続けたことだったそうです。少しだけ剛腕を振るったそうですが…。

 個性や特性を知る事、生かす事で、メタルワーク福山の社員さんは自分の輝く場所を見つけ、活躍されています。そのステージを用意するのが経営者の役割であると教えていただきました。その他、様々な取り組みを説明して頂き、自社でも取り組めることがあるのではと考えるキッカケになる例会になったと思います。

 経営者が本当に「みんなが働ける良い会社」を目指す覚悟を決め、計画をたて、人材を育成する。当たり前の事なのに、できていないなと感じました。