活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「神が宿る島、宮島で芸術の体験・平和の発信を」~広島西支部廿日市・大竹地区4月例会
2016.06.07

「神が宿る島、宮島で芸術の体験・平和の発信を」~広島西支部廿日市・大竹地区4月例会

報告者 宮島デゼイン代表 亀井佑二氏

廿日市16-04 (2)

 

  亀井さんは武蔵野美術大学出身の日本画家、現在宮島町の奥、敷地面積3,000坪の古民家で、2名の同大学出身のスタッフと共に自然アート体験村「宮島デゼイン」を今年発足したばかり、1977年生まれの現在38歳の好青年です。

 彼は自然アート体験村「宮島デゼイン」を、世界中の人々が集い宮島の文化・自然を体験する場所、アートを通じて夢を描き未来や希望を創り出す場所にしたいと熱く語りました。

 「宮島デゼイン」は敷地3,000坪、南向きのゆるやかな斜面に母屋と2階建ての倉庫兼ギャラリーが2棟、八朔・栗・桃・椿・桜の大樹が点在し、中央に小川が流れ端正な日本庭園に清水を注ぎ込みます。

今の時期は奥の竹林で竹の子がこれでもかとたくさん頭をのぞかせています。弥山登山コースの入り口にもあたるので、これからの時期はたくさんの登山客が側道を通ります。

 亀井さんの事業目標は3つ

  • 宮島の原自然を生かしたアート体験施設
  • 世界中の人々が交流できる宿泊施設
  • 宮島初のアート特産品を制作・販売

そんな彼の想いを受けて活発なグループ討論となりました。

廿日市16-04 (1)

 

 現在はビジネスがビジネスモデルになっていない状況、売れるものをどう作るかをまず考えないと構想だけで終わってしまいます。広大な敷地を活かした1泊親子キャンプ、幼稚園や保育園を誘致して自然遊び体験、外国人バックパッカー向けにキャンプサイト提供、登山客や地元の方を巻き込んで、島の駅(森の駅)として特産品の販売などいろいろな提案がありました。

 一致して意見があったのは、地元の方々の協力や理解をいただいて事を進めることが大事であり、宮島に関係するビジネスから離れないことでした。

 いずれにしても「宮島デゼイン」は何をするところ、何ができるところという「のろし」きちんと立てることが第一であるということです。

 亀井さんの想いの原点は「広島・宮島―平和の発信と活動」です。

その原点に地元が共鳴する事業であれば必ず通用し、情報は世界へ発信できると確信します。

 夢のある若者の純粋な志を見聞きして新鮮で大変有意義な講演でした。

 後日亀井さんとお会いして、我々の意見や提案は大変参考になったとおっしゃって頂けました。彼を応援するたくさんの方々のためにも、きちんと事業の「のろし」を上げて軌道に乗ることを期待してお