2016.06.07
「サポステって何?」~福山支部バリアフリー委員会
福山支部
地域共生委員会
活動レポート
今回バリアフリー委員会では、特定NPO法人どりぃむスイッチの理事長であります中村友紀氏の発表でした。
中村氏はリムふくやま7階にあります『ふくやま地域若者サポートステーション(略称サポステ)』を運営されております。『サポステ』は厚生労働省委託の支援機関で主な活動内容として、働くことに踏み出せない若者たちとじっくり向き合い本人やご家族、保護者の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、就職して社会へ踏み出す橋渡しを行われているそうです。
発表では、「働き出す力」を引き出す為にカウンセリング・グループワーク・講座・労働体験・BBQなどの場を通してコミュニケーション力や働く自信をつける動きをされていることや、実際に労働体験後に就職した子達の話しや、運営していく上での経営や人材育成の大変さなどを話して頂き非常に興味深い内容でした。
『サポステ』では地域の支援機関や民間団体と連携をとり総合的に対応した支援を行われております。その中で15歳~39歳のきっかけがあれば働くことの出来る子が多く在籍し、全国ではその在籍者数の半数は社会に出て活躍しているそうです。人材不足で悩まれている経営者や若い働き手が欲しいと思われている経営者はもちろんのこと、我々経営者がもっと視野を広げることによって様々な仕事に見合った人材を見つけていくことが出来るのではないかと思うことの出来た委員会でした。