【同友ひろしま5月号】1.第44回県総会を開催「人を生かし人が育つ経営の実践!~夢とプライドを持って~」
六つの議案を承認【総会】
去る4月26日(火)、リーガロイヤルホテル広島にて、県同友会 第44回定時総会が開催されました。部分参加も含め、約400名が参加しました。
本総会は、会の規約に基づき、活動方針や予算等の議案の採択を行うものです。六つの議案(①平成27年度活動報告、②平成27年度決算報告、③平成28年度活動方針、④平成28年度予算、⑤役員改選、⑥規約改正)が承認されました。
景気は回復傾向にあるものの、力強さに欠け、企業規模、業種、地域でまだらもようの様相です。多くの会員企業は、利益の確保と人材確保に苦心しています。
会員経営者が夢とプライドを持って、人を生かす経営に取り組むとともに、より経営に役立つ学べる会づくりを推進し、環境変化に対応していきましょう。
総会では、活発に質問・意見が出されました。
※5月発送物に同封の「総会議案への質問・意見と回答」をご参照ください。
総会の閉会挨拶で粟屋代表理事は次のように語りました。「同友会に対し、地域の行政、金融機関、大学、他団体等から強い期待が寄せられている。また会員は、同友会で学んで実践すれば、会社を維持発展できると期待している。そういう期待に応えられる、存在価値のある団体として発展していきたい。
いまの同友会の最大の課題は財政問題。縮小均衡か、発展か。そのスタンスによって財政問題の解決の方向が左右される。
中長期的に安定した予算を組めるよう、問題点をご理解いただき、またご意見をお伺いするため、各支部理事会にお邪魔したい」。
好評だった問題提起とグループ討論【分科会】
総会後、「企業づくり」「地域づくり」「会づくり」の三つの分科会に分かれ、総会方針を深めました。
参加者からは、「あらためて人を生かす経営について考える機会になった」、「他の方からのアドバイス、他社での方法が参考になった」、「事業意欲がわいた」、「同友会を自社に生かす」などの感想が寄せられました。
※分科会の要旨については、後掲。
ざっくばらんに交流【懇親会】
続く懇親会は以下のような次第で行われました。
◆役員研修大学修了証書授与式◆開会あいさつと乾杯(勝矢代表理事)◆増強表彰(廣本増強プロジェクト長)◆経営フォーラム2016のPR(実行委員会のみなさん)◆閉会あいさつと手じめ(立石代表理事)
自由交流の時間には、昨春連携協定を締結した広島信用金庫のみなさんも参加。会員ともども、にぎやかに楽しく交流しました。
会員企業も地域も同友会も、存在意義が問われる時代。中期ビジョンならびに総会方針のもと、会員ならびに関係各位が連携して、未来への展望を切り拓いてまいりましょう。(文責 事務局 竹河内)