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2016.04.01

9.「地域の中小企業に寄り添う金融機関に」 ~両備信用組合と初の懇談会~

08p11

安原理事長

 去る2月26日、福山支部は府中市に本店を持つ両備信用組合さんと、初の懇談会を行いました。両備信用組合さんは、理事長の安原秀治氏、総合企画部長の河本啓三氏が、府中市での中小企業振興基本条例制定をめざす「府中市の中小企業振興を考える会」に参加いただいており、福山支部とは密接な関係にあります。
 両備信用組合からは、両氏のほかに吉川・福山支店長、迫田・駅家支店長、原田・神辺支店長が出席くださいました。
 冒頭、安原理事長は「信用組合は、地域の中小企業発展のために発起され、組合員で組織されたメンバーシップバンクです。経営者の皆さんと『伴走』するビジネスモデルを展開しています」と語られれました。
 現在、両備信用組合は、預貸率改善が信用組合の中で全国1位(金融ジャーナル)。過度に信保・担保に頼らない融資を強化しています。そのために、何でも相談や経営革新支援に力を入れています。「ガイドラインに適合する企業はわずか。その保証をどう外せるかに取り組む」と安原理事長。「孤独になるといわれる中小企業経営者の懐に入って、意見交換をしたい。大いにご活用ください」と結ばれました。
 意見交換では「信保・担保に過度に頼らない融資を受けようと知れば、なおさら私たちが目指す指針の成文化とその実践が重要になる。会と金融機関は同じ方向を向けるのではないか」「金融機関から見た、事業継承の失敗例・成功例など、情報をいただきたい」「両備信組さんが、これほど地域に寄り添っているところであることがわかった。ぜひこうした交流会を地区会レベルに広げたい」などの意見が出されました。
 今後も定期的な懇談会などの開催を約した、有意義な第1回懇談会となりました。
(文責 事務局 橋本)