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2024.01.22

第2回青年部中国ブロック交流会inとっとり「志高く前進~いま・ここ・じぶん~」

2023年12月2日(土)、第2回青年部中国ブロック交流会が鳥取で開催されました。参加者は中国ブロックの各県、他県、オブザーバー含めて211名でした。広島同友会からは86名でした。

当日は2つの分科会が設営されました。第1分科会は「人口減少、少子高齢化の最先端の県で目指す、日本一の地域密着業」。㈲渡辺商店 渡邉冬樹氏(鳥取同友会)。
第2分科会は「自己資本比率93.3%!本当の強い会社とは!?同友会での学びとあつおの挑戦」。㈱二ホンケミカル 原田敦夫氏(広島同友会)が報告しました。
今回は第1分科会に参加された方から寄せられた感想をご紹介します。

【中国ブロック交流会 感想】

記念すべき2回目の中国ブロック青年部交流会を迎えましたが、改めて青年経営者の経営に対する視座の高さを感じた交流会であったと感じました。普段参加する例会や行事以上に自社の課題や経営者自身の弱さと深く向き合って、大きな学びと発見に繋がったと断言できます。

数ある気付きの中で特に私が強く感じた点は、鳥取同友会の「町に対する課題や未来予想図を、他人事ではなく主体的に向き合っている」という点です。
人口減少や後継者だけでなく働き手の確保は、広島県も例外ではないかと思いますが、鳥取県の経営者は特に重要事項として、日々の経営活動にも意欲的に取り組んでいるように思えました。

広島県以上に人口減少が進んでいる点や、北朝鮮の拉致現場に認定された背景から子供が外で遊びにくくなったなど、抱えている問題の違いもあるのでしょうが、我々の経営にも深く考えさせられました。
売上も多く利益もしっかりと出して、従業員や取引先からの満足度も高い会社は確かに良い会社としての形であることは間違いないでしょう。
ですがそれだけでなく、地域の課題や問題にも積極的に向き合って貢献することも良い会社になるために必要なことのように思えました。

そうしたことに取り組むことで、地域にとって必要な会社・なくてはならない会社に近づいていき、強くて良い会社に繋がっていくのだと、改めて感じることができた交流会でした。

記:(株)大信保険事務所 森川 秀信