2024.03.08
今月の推し!! 南4地区会|(株)アップリフティング 杉田 達哉 氏
広島東支部
広報部
活動レポート
その他
- 開催日時:
- (金)
- 報告者:
- (株)アップリフティング 杉田 達哉 氏
- 文責者:
- カラフルブリック(株) 島原 智子、(株)アトラクト 古廣 聡
1985年生まれ B型
趣味:ゴルフ・スポーツ観戦(カープ・阪神)
事業内容:営業コンサルタント・営業設計・営業代行・販売パートナーの開拓・新規事業立ち上げ支援
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いつも優しい笑顔でインドアな雰囲気。
その実は、学生時代はラグビーやテニスをしていたりと活発な一面を持つ杉田さん。
東京の大手商社で鉄鋼製品の営業職につき、電力・石油・建築・造船業界などのクライアントを担当後、転職後の会社では担当顧客の年間ベストサプライヤーとして表彰。Uターンで広島に戻ってファクトリーオートメーションの分野で営業職として携わりました。
多くのお客さまと出会う中で「あらゆる会社は人手不足で、一番足りないのは営業職だ」と肌で感じ、一番得意な営業部分をアウトソーシングしてもらってお役に立てればと、2023年4月に創業しました。
同友会への入会は「知り合いを増やしたい、たくさんの方と話をして学びを得たかったから。」で、営業代行業ではあるけれども、営業をするつもりは微塵もなかったそうです。
どんなお仕事をしているの?
業務委託でお客さまと契約し、お客さまの会社の一員となって社内のお困り事を一緒に解決する仕事をしています。
例えば、お困りの内容が「営業要員がいない・足りない」という場合は販路開拓や売上向上に向けたお手伝いをし、「社内教育に手がまわせない」という場合は若手向けの社内教育資料の作成を担当することもあります。
テレアポや飛び込みの営業専門と思われがちですが、その商材やサービスを必要としている企業にクライアントをつなげるために電話やwebでのコンタクトが最適であればその手段をとるという形です。
独自のネットワークがあり、「県外のお客さんを探してほしい」といったご要望のお手伝いも対応しており、プロダクトがあれば全エリアを開拓することも可能です。東京・関西圏でテストマーケティングしてほしいといったご依頼もありますよ。
アップリフティング社の特徴を教えて下さい。
大枠でいうと営業代行となりますが、この分野の他社との違いで大きな部分は専門職が事業の状態を分析し、事業計画やキャッシュフローも確認した上で1年後、2年後と将来を意識した営業設計と設計に基づいた活動を実行できることです。
同業の中でお客さまとしっかりと話をしながらコンサル的な動きができ、営業設計をたてられる会社は珍しいと思います。その営業設計にはもちろん目的が必要で、達成のために業界での他社や、元請け下請けの関係性などをしっかりと理解した上で動いていきます。また、1業界1社と決めているのも特徴だと思います。
アップリフティング社の社名の由来は何ですか?
「躍動」という言葉からきています。
最初に勤めた会社で、一番初めに「座右の銘を決めて仕事をしなさい」と言われ、”自分に何ができるのかな、どう働いていけばいいのかな…”と考えたのですが、
・いきいきとして仕事をしていきたい
・魅力のある人間になりたい
・失敗しても悩んでも仕方ないから上を向いて動いていきたい
という思いが浮かび、そこから選んだ言葉が「躍動」でした。それを英訳して現在の社名としています。お客さまと「生き生きと活動的に」と歩み、「成長を実感しつつ思いきり楽しんで」いけるようなそんな躍動感ある企業活動ができたらいいなと思っています。
コンサルタントとしてだけでなく営業としても実動するお仕事は大変だと想像します。心が折れることはありませんか?
案外と心が折れるまでいったことはありません。
それは「躍動」を考えたときの「悩んでも仕方ない。ずっと上を向いてジャンプアップしていきたい」の思いがベースにあるかもしれませんね。
例えば電話で営業代行をするときは、選定してかけたその電話先にクライアントの製品やサービスが必要だと思って電話をかけています。「売る」よりは「あなたを助けられませんか?」「人手不足で業者がたりないなどありませんか?」とお困りを伺う感覚が近く、クライアントの製品やサービスが一番輝く場所に持っていくことが自分の仕事だと思っています。
またクライアントともしっかりと密に話をしていくのですが、クライアントからは
・こうやったらいいのではないかはわかっていても動くことができなかったのが解消された
・一緒に考えた結果が目に見えるのは嬉しい
・初めてこんなに話をしました。壁打ち(※)できるのがいい
などともお声をいただくこともあり、心折れるどころか、本当に楽しくお仕事をさせていただいています。
(※)ビジネスにおいて自分の考えや悩み、アイデアを信頼する人に話して、その反応を見たりフィードバックされること
これからアップリフティング社をどう発展させていきたいですか?
営業コンサルタントとして動ける同志が集い、互いに組んで動くベース基地となるような会社にしていきたいです。
現在は専門職として自身が1名に業務パートナーが2名の体制で動いていますが、今後はマインドを共有できる専門職を3名に増やしていきたいと思っています。
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話せば話すほど、引き込まれ、もっと相談したくなる取材班でした。
実は営業の手法や営業計画の策定方法、費用感などたくさんお話を聞いたのですが、ここにはとても書ききれません。続きが気になる方はどうぞご本人にご相談くださいね。
杉田さん、取材にご協力いただきありがとうございました!
取材:カラフルブリック(株) 島原 智子、(株)アトラクト 古廣 聡