活動レポート
2024.04.25

広島中支部特集記事 中支部役員研修会

4月12日広島中支部役員研修会が開催されました。

年に1回、新任の支部・地区役員に向け、中支部中期ビジョン実現と目的意識共有のために開催され、今回で3回目を数えることとなりました。実行委員長は中支部総務委員長石井氏が務め、TKPガーデンシティ広島で開催され参加人員は中支部全4地区会の60名でした。

役員研修会は、村井副代表理事より中期ビジョンを見据えた開会挨拶に始まり、支部長の塩梅氏より地区会の役割について組織論の学びをふくめた形式で解説がありました。続けて現10委員長および2部会長より活動目的や内容について紹介。続いて支部長候補である山口氏より、現状の活動内容について問題提起が行われ、現在の問題を解決するために「小組の活性化」をテーマとしたグループ討論が行われました。

新任の小組長をグループ長とした討論では、「小組の活性化」という抽象的な議題でありながら、各々が小組の在り方や例会の目的、同友会に参加する目的やメリットについて様々な意見交換が行われました。

中でも今まで活動してきても「知らなかった」がたくさんある事が多く報告されたように感じました。小組活動ってなに?体験報告の例会とは?部会ってなに?中期ビジョンってなに?私も支部理事の末席に名を連ねており、それぞれの委員や理事が発信している事は会員さんへ届いていない現状を目の当たりにし反省をしながら、現状の理解とこれからの発展に貴重な時間と力を注いでくれる新しい役員に頼もしさを覚えました。

同友会はあらゆる場が学びあい、育ちあい、学び方を学ぶ場とされています。真剣に相手の意見に耳を傾ける謙虚さと、問題意識を研ぎ澄ませておくことが、最も同友会活動を有意義な時間に変えていきます。この研修会では中期ビジョンを確認し、組織論を学び、現状とビジョンとの問題を明確にされました。「小組の活性化」というテーマから各小組長は課題をみつめ対策を発表しました。支部の新しい力が生まれていく素晴らしい瞬間に総務委員として携われたことに新しい学びをいただく事が出来ました。

記:(株)京都嵯峨野 藤正 幸司