泉恵太郎のリアル＆１０年越しの自己開示　～苦しても、前を向いて進もう～

会歴10年、青年部部会長経験者の泉恵太郎氏による経営体験報告。

世の中の『紙離れ』により、斜陽産業と言われる「紙業」を生業とする泉氏。今回は、同友会での頼れる先輩としてではなく、一人の人間としての泉氏にフォーカスしながら、10年越しの自己開示とともに、現在置かれている苦境と、その中での苦悩や葛藤などをお話頂きました。

　現在、泉氏が置かれているリアルな状況を聞いたことで心に響いた体験報告だったのではないかと思います。

　いつ何時、どんなことで、困難に陥るかわからないのはみんな同じです。その困難をいかに回避、または乗り越えるために今自分に何ができるのか、何を準備していればいいのかを改めて考えさせられる機会になったのではないでしょうか？

　2023年度最後の例会ということもあり、報告を聞いたうえでの感想と、この1年間を振り返って～あなたのこと、あなたの会社のことを教えてください～というテーマでグループ討論を行いました。

　参加会員の中には泉氏と同世代かつ関りの強い方も複数参加いただいており、より感情のこもった意見と泉氏に対する愛を感じた感想が多かったように感じます。

　1年間を振り返っての討論では、この1年間で自身が新たに取り組んだこと、その中で成功したこと、失敗したことや取り組みの進捗状況の共有をし、各グループでの意見交換の場になっていました。

　グループによっては1年を振り返ったうえで次の1年自身がどのように会活動や社業で取り組んで行くのかまで進んでいるところもあり、非常に有意義な討論となっておりました。

　最後の発表では泉氏に対する感想と、グループで行った討論の内容を共有致しました。

　今回は普段、自分の話をすることの少ない泉氏の体験報告をきっかけに、自己開示をすることの大切さや、いつ起こりうるか分からない困難へ危機感を感じ、それに対する取り組みや準備の大切さを気づかされた3月例会となりました。

記)(株)ファーストスタッフ　住吉