県立広島商業高校インターンシップ開催~地域の企業を知ってもらう~
- 開催日時:
- 2024/02/05(月)~2024/02/07(水)
- 人数:
- 38社で81名の受入
- 文責者:
- 事務局 大塚
2月5日~7日にかけて、県立広島商業高校(略称:広商)の2年生約300名のインターシップが実施され、同友会企業からは38社81名の生徒を受け入れました。このインターンシップは就職を目的とせず、地元の企業を知ってもらい、経営者がどのような考えを持ち経営をしているか理解してもらうことを目的としています。
今年度、受け入れ企業の半数が初めての試みでした。そのため、広商の進路指導主事である岡﨑先生と共に、10月に説明会、12月と3月に支援委員会を開催し、インターンシップの趣旨や留意点、これまでの歴史について説明しました。
同友会の広商のインターンシップは、2004年から始まりました。広商では地域の中小企業での就業体験を重視しています。特に校長先生をはじめ教職員の方々が生徒に熱い思いを持っていること、中小企業での研修の期待が強いことから、同友会での支援を継続しています。 支援委員会では、これまでインターンシップを受け入れてきた企業から、受け入れのポイントや注意点など共有をし、2月の受け入れに備えました。
生徒を受け入れた企業からのアンケートによると「社員の学びのアウトプットができ、社員教育につながった」との声が多くありました。初めてでも分かりやすく理解してもらえる方法について、考え直すきっかけになったという意見もあり、「受け入れた後も社内に良い影響がある」との声もありました。 受け入れた企業の社員さんに広商の卒業生の方がいて、進路のことや職業観について相談した方もおり交流を深めました。
参加した生徒からのアンケートによると「働くことの喜びを感じることができた」「知らない業界を知ることができた」との声がありました。 アンケートに回答したすべての企業から「来年度も受け入れを行いたい」という回答をいただき、生徒に企業を知ってもらうだけでなく、受け入れる企業側にも大きな影響があったことが分かりました。
2024年度の広商インターンシップは、8月26日27日(予備日28日)に行われます。支援委員会は7月に開催予定です。これからの地域を担う若い人の育成のためにも、是非受け入れを検討してみてください。