2024.05.22
ちょっとした話➀「熊野筆の技術を猫用ブラシに 」(株)晃祐堂 土屋 武美 氏(広島東支部)
広島東支部
広報部
同友ひろしま
活動レポート
- 開催日時:
- 2024/05/20(月)
- 文責者:
- 事務局 保田
安芸郡熊野町で化粧筆、毛筆の生産を行っている「晃祐堂」(取締役社長 土屋 武美 氏)が、猫用ブラシ「ねこぶらっしゅ」を製作しました。 山羊毛と人工毛を組み合わせて作られたブラシは、密度が高く触り心地も良く、猫の身体を優しくマッサージしながらブラッシングすることができます。 きっかけは、息子さんが拾った猫を育て始めたことで、猫のためのブラシを作りたいと考えます。
同時に、コロナ禍によって製作に影響を受けたことから、自分たちしかやっていない企画を打ち出すことを決意。土台となる化粧筆、書道筆は変わらず、その製作技術を生かしたものを作りたいという想いから生まれました。
晃祐堂で製作されている製品は、ほぼ全ての工程が手作業で行われており、機能性だけでなく、オリジナルデザインにも注力しています。熊野筆の伝統的で格式が高いという垣根を壊し、手に取ってもらいやすい商品づくりを目指し、可愛らしさを取り入れています。「ねこぶらっしゅ」のデザインは、土屋氏が原画を手掛け、広島で活動中のイラストレーター「さとうもぐも」氏がイラストに起こしました。
全部でA、B、Cの3種類、それぞれ形が違い、それによって持ち方を変えることができます。一番人気は握りやすい形状のAタイプ。(写真:中央)店頭、公式サイトから購入でき、価格は一つ4,840円(税込)です。ご自宅のねこと、ねこぶらっしゅで癒しのひと時をつくりませんか。