活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「2024年度の情勢とこれからの中小企業」三原支部
2024.05.23

「2024年度の情勢とこれからの中小企業」三原支部

開催日時:
2024/03/21(木)~2024/03/21(木)
会場:
三原国際ホテル
人数:
29名
報告者:
講師:(有)第一コンサルティングオブビジネス 丸山 博 氏
文責者:
(株)サン・エクステリア 田島 巧也

まず今年の干支は甲辰(きのえたつ)ということで、挑戦する者に福!だそうです。昨年法人成りし、今年から人材の獲得や事業の拡大を少しずつ進めていこうと考えている当社にはとても背中を押されるお話でした。
講演が進みテーマが世界情勢や金融になり戦争(ロシアvs ウクライナ)やコロナウイルスから始まった物価高や資源高の話しをして頂きました。当社の扱う商品も昨年は3回4回と値上げが続き、今年に入っても「〇月に値上げします」といった通知がきている状況です。為替も円安に進んでいる。

私個人は日米の金融政策が転換し金利差が縮小していけば自然と円高方向に舵を切る形になり物価も落ち着いていくと安易に考えていました。実際に今年日銀がマイナス金利と長短金利操作を撤廃しましたが、為替は一段と円安に進みました。丸山先生のお話では「株価・為替は読めない!なぜか?投機が経済を動かしているから!」ということでした。地政学的なリスクや気候など様々な事象が複雑に絡み合っているので株価も為替も読めない、悪い物価高、資源高もまだまだ続くかもしれません。

講演の後半は~これからの中小企業~というテーマでポストコロナは人材獲得の時代!~ということから始まりました。ニュースでは賃上げ過去最高など明るい記事をよく見ますが、多くは大企業の話で中小企業にはまだまだ難しい課題の一つのように感じます。
前述のとおり当社も人材獲得を目標にしており、丸山先生の講演を聞いて賃金だけでなく当社で働きたいと思える環境作りが大事だと感じました。そしてお客様に数ある同業他社から当社を選んでもらうために、オリジナリティや付加価値を作って行く事が大事ということでした。当社はまだ同友会に参加したばかりで経営指針作成に取り組めておりませんが、明日やろうではなく、すぐにやろうという気持ちでとりかかろうと思います。ありがとうございました。