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2024.05.23

「何をしていいか分からない…悩める経営者が変わった経営指針とは」広島中支部中⑨地区会

開催日時:
2024/03/19(火)~2024/03/19(火)
会場:
TKPガーデンシティ広島
人数:
54名(内オブザーバー等17名)
報告者:
(有)シャルダン商会 藤田 哲也 氏
文責者:
(有)渺 山根 鉄平

先代社長である父は、企業の現状を維持することに意義を見出していましたが、当時の藤田氏の想いとしては「なぜ、もっとやらないんだろう?」という疑問を抱いていました。シャルダン商会に入社し父との思いの違いからぶつかるばかり・・・そんな中で父の死去により急遽社長の座に就くこととなりました。
これからは「好きにできるんだ・・・」という想いで経営に取り組みます。そんな中社員による大きな事故に見舞われ「どうしたらいいんだろう?」「何をしたらいいんだろう?」と苦しむ中、同友会に入会。そこで得た先輩経営者からのアドバイスを即座に実践。周りの経営者は皆、経営指針書がある…なら作ろうと指針書作成に取り組みます。そして指針書を基に経営を実践していきます。

指針書を社員と共有する過程で、社長だけが勉強していてもダメだ、「社員と一緒に勉強しなければ意味がない」と社員との勉強会を年間スケジュールに組み込みました。これにより、社員との共通認識をもつことができました。その土台の基に運送業から倉庫業、賃貸業、そして建設業(重量とび)へと隣接異業種に進んでいます。
どれだけ良い指針書を作成しても、実践しなければ意味のない物なのだと語られておりました。本日の報告を受け、指針書に関心のなかった会員も、自らの指針書作成に取り組む意欲をもったようでした。指針書を作成すること、そして実行力が何よりも大切だと気付かされた例会でした。