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2024.06.24

「高校生と保護者のための企業ガイダンス~地域一丸となって若者残し育てることができる環境を」呉支部

開催日時:
2024/05/18(土)
会場:
オークアリーナ
人数:
会員外企業・行政機関含めて108の出展、高校生と保護者を合わせて800名の参加
文責者:
事務局 木下

■呉での地域一丸の取り組み

呉支部では、2018年より毎年「呉の中小企業を知ろう!高校生と保護者のための企業ガイダンス」を開催しています(2020年は新型コロナウイルス感染拡大より中止)。第6回目となる今回は、5月18日(土)シシンヨーオークアリーナにて開催されました。

今回は同友会会員、会員外企業、行政機関含めて108の出展、高校生と保護者を合わせて800名の参加がありました。
このガイダンスの目的は「地域で若者を育て、地域に若者を残す。(1)呉の中小企業を地域の高校生に知ってもらいたい、(2)保護者の方にも知ってもらいたい、(3)呉で暮らし、呉で働くきっかけにしていきたい」。また、進学で呉市外に出た高校生が、卒業後、就職のために呉に帰ってくるきっかけづくりの場にもしたい、という思いもあります。

また、この行事は呉市が共催、呉市教育委員会・呉商工会議所・呉広域商工会・中国新聞社からの後援を頂く、まさに産官学の地域一丸となった取り組みでもあります。

■地元の会社を知る機会

学校側では、1年生から3年生の全生徒を学校行事として参加したり、1年生、2年生が地元の中小企業を知る総合学習の一環として参加する、という取り組みの学校もありました。
参加者からは、「地元のいろんな企業が知れて良かった」「いろんな業種や仕事があることを知った」「興味のある会社の話がじっくり聞くことができた」という声が多数聞かれました。

このガイダンスも、かなり地域に認知されるようになり、学校関係者や行政の方からの期待は、ますます高くなっていることを感じました。
 企業ブースを回る高校生の数は多い少ないは若干ありましたが、1社あたり平均21名。ほぼすべてのブースに生徒さんに回って頂いているようでした。企業側も「熱心に説明を聞いてくれた」「熱心な生徒はいろいろ質問してくれた」という声も聞かれ、手ごたえを感じた様子。 

■早くも来年に向けて

ただし、今後の運営については課題が残りました。ブースをどう分かりやすく配置するか、分かりやすい資料をどう作成するか、さらにどう分かりやすく伝えるか。「次年度に向けてブラッシュアップしたい」という企業のコメントが多かったことも印象的です。

また、経営者一人が参加するだけなく、「女性社員、若手社員に参加してもらったほうが、生徒もブースにいきやすのでは」という声も聞かれました。この点で、このガイダンスに社員さんをいかに巻き込んでいくかも今後の課題の一つです。
次年度に向けてすでに実行委員会も立ち上がり、高校生の皆さんにとって、より実りあるガイダンスにするための準備もスタートしています。