「広島県中小企業家同友会第52 回定時総会 Human First!~新時代ヘ挑戦~に参加」三原支部
- 開催日時:
- 2024/05/30(木)
- 会場:
- リーガロイヤルホテル広島
- 人数:
- 9名
- 報告者:
- 講師:立教大学 経済学部 准教授 飯島寛之氏(中同協企業環境研究センター委員)
- 文責者:
- 三平商事(有) 林 大作
第52回定時総会に参加してきました。
定時総会が無事成立し、新役員、新入事務局員の紹介がされ、その後の基調講演では「中小企業を取り巻く情勢と課題」と言う題名で立教大学経済学部の飯島寛之先生に講演をいただきました。 そして新しくできた第8次中期ビジョンの発表と解説をいただきました。50 年の節目に立って50 年後を見据えた新たなスローガンの説明、そして企業づくり、地域づくり、同友会づくりについての方針も発表されました。
成長と発展のためのロードマップは、前回のものより詳しくなり、自社に当てはめやすく改良され、実践カードも付き、すごろく感覚で自社を俯瞰できるロードマップになり、自身の成長の基準になりそうです。 基調講演では、われわれ中小企業のやるべきこと、考え方について講演され、会社に適した「生産性の向上」とは、「会社のニーズ」とは、など基本的な考え方などを分かりやすく解説して頂きました。特に私が感じたのは、われわれに課されているニーズに対して、考え方は「より良い物をより高く買っていただき、リピートして取引し、人とのつながりを深めて商売していく事」だと感じました。そうなると、日々やるべき事と方針が決まっていきます。そしてより良い物を生み出すために商品とサービスのレベルを高める事が必要になります。そうなると経営者だけでなく一緒に働いてくれる社員さん、業者さんの教育や理念、方針の浸透が大切になっていき、経営指針の制作と共有が重要になっていく事を感じました。
懇親会では、ゲストの「Dressing さん」が出演され場を盛り上げてくれました。わたしは初めてDressingさんを見ましたが、会場の雰囲気を作り、トークも面白く、「ありがとうありがとう!」と面白く演出しますが、ちゃんと「ありがとう」の言葉の大切さも語られ、面白いだけなくエンターテイメント性を持ち合わせた人だと感じました。
これからメジャーデビューされるという事で、つい応援したくなるような人柄も感じながら終始楽しい時間を過ごさせて頂きました。
年に一度の総会ですが、県全体で実質出席率は1 割弱で少し残念でした。三原から広島市内は遠いかもしれませんが、大変勉強なる行事なので、ぜひ皆さん参加して刺激とアイディアを吸収してみてはいかがでしょうか。