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2024.07.23

「青年経営者の葛藤と挑戦」福山支部青年部会

開催日時:
2024/06/03(月)
会場:
ローズコム
人数:
53名
報告者:
(株)Bright Future 阿吹拓哉 氏
文責者:
(株)三倉屋 鹿嶋 保彰

今年度、福山支部青年部一発目の体験発表、グループ討論ということで、限られた時間の中で報告者の阿吹氏をはじめ、運営担当班で一致団結して準備にあたり6月例会に臨みました。
報告者の阿吹氏は、若くて勢いのある経営者です。しかし同友会に入会した頃の阿吹氏は自分自身の時間や身を削りながら、そして家族の時間を削って仕事をされていました。そういった状況の中で、仕事にも影響が出てきます。当時、収入のために新聞配達も行っていた関係で睡眠時間は毎日3時間程度。引越業をメインで行う阿吹氏にとって運転に支障がでたり、当時の社員がトラブルを起こし、イライラした感情が強くなり、他責志向が強くなっていくばかりでした。そんな中、同友会に参加し同世代や先輩経営者の話を聞き、時には厳しく指摘されながら自分自身の考え方を労働者マインドから経営者マインドへ、他責思考から自責思考へと少しずつを転換していきました。

やってみては失敗しを繰り返す中で少しずつ結果に表れてき、会社の売上も上昇、今期は過去最高の売上になる見込みです。

また、経営者といえども家族の協力は必要不可欠です。家族の時間も削って仕事をしていた阿吹氏ですが、自身の考え方を変えることで、働き方を改革することで家族との時間、絆も増していき、また仕事を頑張る活力にする好循環を生んでいます。そして「一つの事業だけでは不安」という阿吹氏は今後も様々な事業展開を考えており常に挑戦者として行動していく意気込みも感じられました。

発表を終えた阿吹氏に盛大な拍手が送られた後、9グループに分かれてグループ討論へ。「あなたが行動できていないことはなんですか?」というテーマで、各々がグループにて行動できていないことを考え、自身の振り返りや、今後の行動の仕方などへ話を展開していきました。どのグループも有意義な討論ができ、また自分自身や会社を見直す良いきっかけになったようで、例会後のアンケートには阿吹氏に刺激をもらったという回答がたくさんあり、参加者のきっかけを与えた良い例会になりました。

今回の例会では本気、本音でぶつかり合うという運営担当班のテーマにマッチできていたように感じました。私自身も今後、青年部だけでなく色々な先輩会員さんと一緒に学んでいきたいと思っております。宜しくお願いします!