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2024.07.24

「同友会活動で笑顔が生まれた!!~仲間づくり活動が自身の成長~」尾道支部例会

開催日時:
2024/06/20(木)
会場:
たまがんぞう
報告者:
(株)コアブリッジ 坂口 公彦 氏
文責者:
尾道観光土産品(協組) 杉原 大路

令和6年度支部総会が終わり、立石新支部長新体制になって第一回目の支部例会、6月例会が「たまがんぞう」さんで開催されました。
「仲間づくり例会」という事で例会自体がたまがんぞうでの開催、通常の例会とは一風変わった例会となりました。
発表者は支部理事の(株)コアブリッジ代表 坂口さん。発表は会社の立ち上げから今に至るまでと、その間同友会の学びを経営に生かしてきたこと。またその中で出会った色んな方々とのエピソード、そういった実体験に基づく同友会の活用法であり、入会して間もない会員さんへのアドバイス的な内容となりました。

 グループ討論のテーマも「あなたはどんな仲間が欲しいですか?」
・なぜ仲間を作りたいのか?
・仲間を作ることで何をしたいのか?
・仲間を作ることでどうなるのか?
というテーマで、テーマの通り仲間を作るところにフォーカスして各テーブル熱い義論が交わされていました。

グループ討論の後は、移動なしのその場で二次会となりました。テーブルもバランスよくシャッフルされて、時を忘れて経営談議に花を咲かせていました。

以下、坂口氏の報告要約
共同創業者である角さんとの別れ。共同創業後半年でがんの余命宣告を受ける。生前の誓い、今後経営をしていく中で、中小企業家同友会への入会を強く勧められる(角さんは中小企業家同友会の存在を知っておられた)。
同友会に入会後、経営指針の存在を知り経営指針塾へ参加する。指針書を作成するうちに経営者としての自覚が芽生え始め、会長との会話が蘇る。

経営指針塾で初代指針オブザイヤーを受賞。できた指針書を社内で発表すると、奥様の目から涙がこぼれる。社内がひとつになった瞬間。現在は指針更新6期目。飛谷専務がかみ砕いて社員へ伝えるための手段、資金繰りも隠さず全員に知らせる。すると会社経営がスタッフ全員で自分事になる。
今では専務が中心となり、社員全員で更新されている。
指針書発表後の数値の変化は割愛。事業セグメントの変化も変化していく。新事業への参入、より粗利の取れる分野へシフトして粗利率の大幅改善という数値で現れてきている。
同友会の組織委員長を受けてから。組織委員会とは組織構築を学ぶ会で、自社であればいい会社にいい仲間、本気の仲間が集まる仕組みづくり。すなわち増と強とは会社と同じ本気で地震や自社をよくしたい人たちの腹を割った集合体であることに気づく。さらに、県の組織委員会に参加することで沢山の学びと親友が出来た。そのような体験から今回の仲間づくり例会の企画を思いついた。自分はどんな仲間が欲しいのか。藁をも掴む想い、入会直後に決算書を見てもらい、アドバイスをくれた仲間もいた。
尾道支部らしい雰囲気、集中力とは?オールブラックスの練習風景を見た。県の組織委員会と同じく短時間集中の会議。さっと終わって懇親会で意見交換に時間を掛ける。大人になって親友ができるという事は素晴らしい事。
みなさんも、この同友会でぜひ親友を見つけて自社をよくしていきましょう。