第27回女性経営者全国交流会in大阪「一人ひとりが輝く未来～大阪から始まる新たなHistory～」

2024年6月13～14日、スイスホテル南海をメイン会場として第27回女性経営者全国交流会in大阪が開催されました。参加登録者数約1,300名の今大会は、過去最高の参加者人数で、男女比は女性50.3％　男性49.7%でした。

■1日目：分科会　第1分科会　テーマ「経営者の責任と覚悟」
全11分科会の内、広島同友会　石田 美子 氏（ビーエルシー.（株）代表取締役/広島東支部）が第1分科会の報告者として登壇。経営者の責任と覚悟をテーマに、タイトル「ありえない！ポンコツ経営から科学的経営へ」で報告を行いました。座長は京才 さとみ 氏（クリエイティブ工房シエル/同支部）でした。第1分科会には約150名の参加者が集い、最も参加人数の多い分科会となりました。氏はこれまでの自身の経営実践を振り返り、常に学び続けることが大切だとまとめた上で、「燃えるような目標を掲げ、多くの仲間と共に学び、なりたい自分になっていきましょう」と、呼びかけました。

■2日目：全体会　一人ひとりが輝く未来を
記念講演は、認定NPO法人Homedoor　理事長　川口 加奈 氏でした。14歳でホームレス問題に出合い19歳で同法人を設立。シェアサイクル事業等で生活困窮者ら4000名以上に就労支援や生活支援を提供しています。まとめとして、「知ったからには、知ったなりの責任がある」と、参加者へ投げかけました。
大阪での女全交開催は4回目。懇親会では各会の実行委員長が登壇し、歴史の重みを感じました。広島同友会女性部会は2024年で50周年を迎えます。これまでのことを振り返り、新しい時代における課題を確認する年になりそうです。