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2024.08.28

中小企業家同友会全国協議会第56回定時総会in宮城「創ろう豊かな未来を、育てよう21世紀型企業を」~同友会の運動を新たなステージへ~

開催日時:
2024/07/04(木)~2024/07/05(金)
会場:
仙台国際センター/仙臺緑彩館
人数:
約1100名
文責者:
事務局 大塚

■21世紀型中小企業の実践を確認する

 
7月4日~5日に中同協第56回定時総会(全国総会)が開催され、全国の同友会から約1100名が参加しました。
総会では、「創ろう豊かな未来を、育てよう21世紀型企業を~同友会の運動を新たなステージへ~」をスローガンに掲げました。1993年に21世紀型中小企業づくりを提起してから30年が経ち、これまでの実践の成果と教訓を明らかにするとともに、新たなステージに向けどのように繋げていくかを学び合いました。
21世紀型企業とは、第1に自社の存在意義を改めて問い直すとともに、国民と地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる企業。第2に社員の創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ち、高まりあう活力に満ちた企業です。

21世紀型企業を育て上げてきた同友会運動は、国民や地域社会から大きな信頼や期待が寄せられ、今後も様々な課題解決のために、責任ある存在として社会を変革する役割を果たしていくことが確認されました。(議案は中小企業家しんぶん6月5日号に掲載)
広島同友会からは32名が参加。前年度の活動報告や新年度総会議案の提案が行われ全体会終了後は、13のテーマで分科会が開催され、議案を深めました。

■経営指針の継続実践で強い企業づくり

私は第3分科会㈱イーエスプランニング 代表取締役 藤岡義己 氏の報告に参加しました。テーマは経営指針の継続実践で、常に「How・Do」を考えて行動に落とし込んでいます。また「社員は人生を通して自社で働いていけるのか」という問いかけを大切にした経営指針はとても印象に残りました。社員の豊かな人生と経営指針をどのように結びつけるのかという具体的な取り組みを知ることができました。

■同友会の新たなステージへ

2日目は、「人を生かす経営の実践で21世紀型企業づくり」~企業づくりと地域づくりを一体として~というテーマで、菅原茂秋氏(㈱ティスコ運輸 代表取締役 山形同友会)、田中 勉氏(㈱エイチ・エス・エー代表取締役 神奈川同友会)よりリレー報告が行われました。その後、参加者全員が各テーブルに分かれて、各社どのようにして21世紀型企業づくりを目指していくのかグループ討論を行いました。

全ての議案は採択され承認されました。広島同友会から中同協幹事に粟屋代表理事、立石代表理事、今年度より岡崎代表理事が就任、中同協共同求人委員長に川中理事が就任されました。最後に新役員を代表して広浜会長より「全ての人が素晴らしさを発揮できる社会・素晴らしい地域を作っていきましょう。その使命を果たしていくことが同友会の新たなステージです。今日より皆さんと新たな歩みを進めていきたいと思います。」とあいさつが行われ、2日間の総会が終了しました。2025年度定時総会は、神奈川県で開催されます。是非また全国総会でお会いしましょう。