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2024.09.24

県地域共生委員会 特別支援学校バスツアー 県内6校で開催

開催日時:
2024/07/30(火)~2024/08/08(木)
会場:
《特別支援学校バスツアー2024訪問先》■広島市立特支(広島中)/太陽工業(株)、(株)デイ・リンク  ■県立広島特支(広島東)/(株)エイディエム、(株)ダイイチ企業 ■廿日市特支(広島西)/(株)アールテック・リジョウ、ラボテック(株)、深川医療器(株)  ■沼隈特支(福山)/中国総業(有)、(株)成和プレス、(有)メタルワーク福山  ■福山北特支(福山)/(株)くるま生活、(株)三倉屋、日鐵鋼業(株)  ■三原特支(三原)/(株)金光組、(株)アデーシャン、広島マツダ販売(株)、(医)大慈会、(株)ニシキプリント ※特支=特別支援学校。( )内は担当支部 
文責者:
県地域共生委員長 田川 富生、三原支部地域共生委員長 西上 忠臣、事務局 本田

県地域共生委員会(障害者問題委員会)は、特別支援学校の先生を対象にした企業訪問バスツアーを開催しました。今年は県内6校の特別支援学校で行われ、三原支部では今年初の開催となりました。
バスツアーでは雇用している企業に限らず、会員企業を中心に訪問し、地域の中小企業やその仕事を見学いただきました。中には経営者のお話しや卒業生の体験発表、見学後に学校と会員の意見交換会を行うツアーもあり、それぞれの交流の場となりました。
県地域共生委員長の㈲三福林 代表取締役 田川富生氏(福山支部)にはバスツアーの思いを、三原支部委員長の特定非営利活動法人ちゃんくす 代表者 西上忠臣氏に県立三原特別支援学校のバスツアーの様子を紹介いただきました。

■「知ることから始まる」

地域共生委員会では毎年特別支援学校の先生方に地域の中小企業を見てもらうバスツアーを開催しています。福山支部から始まったバスツアーも10年以上になりました。少しずつこの活動が広がり現在は広島エリアでも開催しています。もっと言えば全国の同友会でも活動が広がっています。今年は三原支部でも初めての開催となりました。

この活動は障害者雇用ありきではなく、特別支援学校の先生方に地域の中小企業を知ってもらい、どんな職場がありどんな仕事があるのか、そして日々接している生徒にどんな能力を身につけることが必要なのか、と様々な観点で見て感じてもらい学校での教育活動の参考にしてもらっています。また、受入企業も先生方との交流を通じて、障害者雇用につながった企業もあります。お互いを知ることで結果雇用につながることもありますが、まずは「知ることから始まる」のが地域共生委員会での学びだと思っています。
私事にはなりますが、私もこのバスツアーがきっかけで3名の卒業生が入社し活躍してくれています。

■県立三原特別支援学校で初開催

夏の日差しの強い8月2日(金)に三原支部では初のバスツアーが行われました。県立三原特別支援学校の教員16名と同友会会員など9名の合計25名が参加しました。今回は全員で見学する企業が2社(大慈会三原病院・ニシキプリント)。いろいろな企業を見学してもらおうと、3企業(金光組・三原マツダ販売・アデーシャン)はグループに分かれて見学しました。

教員の感想の中には企業の取り組みに驚き、授業に取り入れるべきことが見つかったこと、地域で生徒が活躍する場を作っていることに感謝も述べられていました。企業で働き続けることで、なりたい自分になる。そのための環境づくりをする地域のメンバーがまた広がっていったように感じました。このような輪をもっともっと広げていきたいと思います。

《特別支援学校バスツアー2024訪問先》
■広島市立特支(広島中)/太陽工業(株)、(株)デイ・リンク
■県立広島特支(広島東)/(株)エイディエム、(有)ダイイチ企業
■廿日市特支(広島西)/(株)アールテック・リジョウ、ラボテック(株)、深川医療器(株)
■沼隈特支(福山)/中国総業(有)、(株)成和プレス、(有)メタルワーク福山
■福山北特支(福山)/(株)くるま生活、(株)三倉屋、日鐵鋼業(株)
■三原特支(三原)/(株)金光組、(株)アデーシャン、広島マツダ販売(株)、(医)大慈会、(株)ニシキプリント
※特支=特別支援学校。( )内は担当支部