「言いにくいことを言わずに心を動かす伝え方」福山支部女性部会

今年度の女性部にとって大きな挑戦となった９月例会では、女性経営者として、母として、全国でご活躍される加藤先生を講師にお迎えし、「伝え方」について講演をして頂きました。ニーチェの言葉に、「人が意見に反対するときは、だいたいその伝え方が気に食わないときである。」という言葉があります。

加藤先生からこの言葉の紹介があった時、今回の例会で学ぶべきことを得た気がしました。まずは、自身の伝え方のタイプを知るところから始まりました。「周りを気にして、なかなか言えないタイプ」と「直球ど真ん中の、正論タイプ」です。私は自分でも自覚がある「正論タイプ」でした。どちらのタイプでも、大切なことは「自分の当たり前は相手の当たり前ではないと理解すること」だと学びました。必要なことは、相手の声を「きく」ということ。正論を押し通すのではなく、伝える目的を見失わない。戦うのではなく、立場を変えて、心に寄り添う。そしてジャッジするのは「事」であり、「相手」ではない。言葉には言霊が宿り、伝える相手だけではなく、その言葉を発する自分にも、その力が働きます。微笑んでいると、幸せホルモンが分泌されるそうです。お互いに表情を見せあい、微笑みの練習をしました。会場内に素敵な微笑みが沢山溢れ、嬉しくなりました。

企画当初は、中会議室の定員120名の動員を目指し、女性部一丸となってのスタートでしたが、多くの皆さまのご協力により、会場も大会議室に変更する嬉しい状況となりました。

当日は、運営上、至らない部分も多々ありましたが、手前味噌ながら、女性部の一人一人が、日頃から地区会の皆さまをはじめ、周りの皆さまたちとの信頼関係を築いているからこそ、今回の成功に繋がったと感じています。改めて、9月例会にお力添え頂きました皆さまに心よりお礼申し上げます。

最後に、加藤先生からの言葉をご紹介して終わります。
「言葉に愛を　まごころを」