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2024.10.24

第52回青年経営者全国交流会in宮崎「集え!変革者~日本のひなたから照らす未来~」

開催日時:
2024/09/19(木)~2024/09/20(金)
会場:
シーガイアコンベンションセンターほか
人数:
広島から116名
報告者:
(株)ニシカン 岸本 拓也 氏、富田肥料(株) 富田 文平 氏、ほか
文責者:
事務局 井谷

■広島同友会から116名が参加

昨年の第51回青年経営者全国交流会(以下、青全交)が広島で開催されてから1年が経ちました。2024年度の青全交は宮崎同友会にバトンが渡り、9月19日(木)~20日(金)にかけて開催され、全国から1974名(内オンライン参加315名)の変革者が参加し、宮崎の地で学び合いました。
 一日目は「青年部活動と企業経営は不離一体」「経営者の全人格的成長」「経営者の自己変革」「人を生かす経営の実践」「地域が輝く企業づくり。地域とともに歩む」「事業承継」「あかいし文庫(特別分科会)」などをテーマに、20の分科会が行なわれました。

広島同友会からは、第1分科会「役得とは?~役に挑んで見えた成長と変化~」に中同協青年部連絡会副代表として福山支部の岸本氏(㈱ニシカン 代表取締役)がパネリストとして登壇。第18分科会「誰が為に~事業承継の先に見つけた人生の道標~」では呉支部の富田肥料㈱代表取締役の富田氏が報告をしました。第18分科会は広島同友会が担当して設営しました。富田氏の報告では、富田氏にとっての本当の意味で「事業承継」できるまでを、静かにでも熱く話されました。経営は「誰の為」か?「幸せの源泉」は何だったのという自己開示がされ共感が広がりました。

■同友会の学びを活かした経営実践

2日目の全体会はシーガイアコンベンションセンターで開催されました。開会にあたり広浜中同協会長が、同友会の新しいステージにおいて、新しい歴史をつくる使命が青年経営者にある。分科会で歴史の伝承と、歴史に学ぶことの大切さを痛感した、と挨拶。
その後、ご来賓として、河野俊嗣・宮崎県知事と、永山英也・宮崎市副市長から歓迎の挨拶がありました。


記念講演は「勝てる事業づくりで地方から全国へ!~同友会の学びを活かした経営実践~」のテーマで、宮崎同友会の会員でもある、米津健一氏(日本情報クリエイト㈱ 代表取締役会長)が、高校時代の挫折体験からどの領域で何を強みに誰と勝負するのか学んだこと。労使見解から学んだ経営姿勢の確立と社員との信頼関係づくり。そして上場してもなお宮崎にこだわる、地域での中小企業の役割について報告されました。
バトンリレーの後、手塚中同協青年部連絡会代表が、学んで自社を良くして、地域をつくっていけるのは同友会だけ。仲間を増やし同友会の空白地帯をなくし日本の未来をつくろう、と挨拶。最後に、中山中同協幹事長が、経営課題として社会課題や地域課題を自社の経営指針に位置付け実践する。そして労使見解を基にした真の人間尊重の経営をめざし、同友会活動を通じて平和の主体者としてその大切さをつないでいきましょう、と締めくくりました。

■来年は香川で開催

青全交のバトンは宮崎同友会から香川同友会に渡りました。第53回青全交は、2025年11月20日(木)~21日(金)に開催されます。青年の志をもつ経営者はぜひ参加ください。全国の仲間と、自社や地域の平和で豊かな将来について語り合いましょう。