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2024.11.20

「経営フォーラム2024に参加」広島西支部佐伯地区会

開催日時:
2024/10/11(金)
会場:
リーガロイヤルホテル広島 ほか
人数:
佐伯地区会から14名
報告者:
エイベックス(株) 加藤 明彦 氏、(有)藤岡保健コンサルタント 藤岡 徹也 氏、ほか

基調講演 「人を生かす経営の実践」

講師:エイベックス(株) 代表取締役会長 加藤 明彦 氏(愛知同友会、中同協副会長)

主に同友会活動に対しての心構えの報告でした。
同友会を通して企業の継続・成長を図り(良い会社)、経営者としての姿勢を学び(良い経営者)、地域をあてにし、あてにされる関係(良い経営環境)を作る。同友会活動と企業活動は表裏一体。
【報告内で主に印象に残った言葉】
・同友会での言葉・学びを自分の腹の中に吸収し、自分の言葉として吐き出す。
・素直に信じて学ぶ、「やってくれない」とか「押し付ける」などの他人事の不満にせず、自分の課題として捉える。
・同友会の「自主・民主・連帯の精神」の実践。社員をもっとも信頼できるパートナーと考え、高い次元での団結をめざし、
共に育ちあう教育を重視している。
・人を人(人格)として認める⇒違いを認める(個性を生かす)長けている個性を生かす。

・社員は単なる労働力ではなく同じ時代を一緒に生きていく頼りがいのある存在として位置付ける。
・社員の成長に刺激を受け、経営者としての資質(目的の明確化・傾聴力)を向上させ、共に育つ(会社の発展)
・今いる社員は必ずいなくなる、毎年の採用計画と育成を行わないと企業活動が継続しない。その為自分が学んだら後輩に教える、お互いに教えあう風土づくり【連帯の精神】
・毎年積み上げていくPDCAサイクルを描き、会社の成長を確認する。
・経営理念に基づいた社長のビジョンから展開される方針・計画が、社員の自主性により作成されているか。
・自社の強み弱みを徹底的に分析し(SWOT分析・時代変化に対応した戦略)克ち進む経営を目指す。
・経営者はいかなる困難な状況があっても原因を他に求めたり、仕方がないとあきらめないで十分な責任を果たす。

第4分科会 「トップダウン経営から、人を生かすSDGs経営へ」 ~誰一人取り残さない経営の実践~

報告者: (有)藤岡保健コンサルタント 藤岡 徹也 氏

【報告内容】自身の入社後から現在に至るまでの経緯についてを報告。入社時、経営者である父との考え方に
疑問を感じる。トップダウン経営の影響で社員が全員退職する事も。お金を稼ぐ事の辛さを学ぶ。また、社長が原因で、取引している保険会社から契約解除寸前にまでなる事態に。社長が表立たない事を条件に契約継続。その後事業承継。
社内のお客様第一主義思想が原因で新卒退職。その後病に(脳脊髄液減少症)、今まで「全て把握していないと気がすまない」「全て自分で決めないと不安でしょうがない」「全ての業績は自分の経営の賜物だ」と認識していたが過ちと気づく。その後社員が自主的に行動する様に。

ビジネスコンテストで社員が広島一位に。「社長のビジョンを信じて行動したおかげです」徐々に社内に会話・笑顔が増える。その後SDGs活動に取り組む。環境省が推進しているエコファースト企業で表彰。周りから揶揄される事も。社会的責任が果たせない会社が企業として継続していけるか?社員が主役のSDGs活動。企業文化は会社で働く社員の価値観。SDGs活動に最も大切な事は「利益を出し続ける事」。

【G討論】 持続可能な会社にするために最も大切にしているものは何ですか?
【G討論まとめ】会社に必要なものは人であり、人材育成を取り組むべきである。多種多様な人格がありそれぞれに取り扱い方は異なるが、新しい人の考え方に共感する事は新しい価値観を生む事に等しい。感謝の言葉を伝えたり、ちょっとした事でもほめたり、相手を支え支えられる環境を作る事が大事である事を学びました。