「失敗から学びはあるのか!人生と仕事の失敗を考える」広島中支部中①・中③④地区会
- 開催日時:
- 2024/10/17(木)
- 会場:
- aruhi morinonaka + zoom
- 人数:
- 55名
- 報告者:
- (株)オキデザイン 沖 宣行 氏
- 文責者:
- 綜合テント工業(有) 馬淵 憲徹、(同)WABI 河野 和広
本来は9月に行う予定でしたが、台風10号の影響により10月の延期開催となりました。
報告者は中①地区会直前会長の(株)オキデザイン 沖さん。
「失敗から学びはあるのか!人生と仕事の失敗を考える」とのタイトルで、ご報告いただきました。
ご自身のこれまでの経歴から経験を赤裸々にお話しいただき、その時の失敗を振り返り、どこが悪かったのか、何が足りなかったのかを分析していただきました。
行き当たりばったりで、理念・ビジョンがない。時代の変化に対応できなかった。目先の利益を求め、流行に飛びついてしまった。等、誰かを幸せにするためのビジョンがなかったと当時を振り返ります。
その後、同友会に入会され経営労働委員会等の勉強会での学びを素直に実行に移し、経営指針を作成。従業員さんと共有してみるも共感は得られません。
そこであらためて従業員さんとのコミュニケーションを行い、それぞれの苦手分野を洗い出し、やりたくないことをポジティブに変換するという改革を行われました。
今後は、社員一人一人が新規の事業を作っていけるような会社を目指すと宣言されました。
失敗を失敗で終わらせず、成功に繋げようとする姿勢に感銘を受けた次第です。
報告の終盤では、沖さんの製作されたいろんな会社のビジョンマップもご紹介いただき、想いを見える化する取組みに興味をもたれた参加者も多数おられたように感じました。
今回は合同例会ということで、普段と違う環境の中、新鮮な意見交換もでき非常に充実した例会となりました。
記:綜合テント工業(有) 馬淵 憲徹
10月17日(木)に55名の方にご参加いただき中①・中③④地区会の合同例会を開催しました。冒頭は沖さんがこれまで歩んで来られた人生のエピソードや失敗談などをお話いただきました。その後、同友会に入会された経緯や、経営に取り組む中で経営指針書の重要性についてお話しいただきました。指針書があったからこそ社員の採用につながり、現在のオキデザインがあると熱い思いを報告していただきました。
私の感想としては、オキデザインが描く未来とその指針を伺う貴重な機会を得られ、企業のビジョンや戦略について深く考えることができました。沖さんは単に利益を追求するだけでなく、信念を持ち、社会的責任を果たし、社員が活き活きと活躍できる社風を築こうとする姿勢が非常に印象的でした。この報告を通じて、オキデザインさんが今後どのように会社を成長させ、社会に貢献されていくのか非常に楽しみです。貴重な機会をいただきありがとうございました。
(同)WABI 河野 和広