活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「わかっているつもりになってない?~財務の視点を意識した決算書のとらえ方~」福山支部J地区会
2024.11.26

「わかっているつもりになってない?~財務の視点を意識した決算書のとらえ方~」福山支部J地区会

開催日時:
2024/10/21(月)
会場:
市民参画センター
人数:
19名
報告者:
講師:(株)稲田財務 稲田 裕 氏
文責者:
サークルベース 住吉 謙一朗

参加者は会社を経営する立場なので、もちろん決算書を見る機会はあります。ただその決算書のどこの数字を良くすれば見る人によっては評価が変わるのか、どこの数字を良くすることを考えたら会社が成長していくか、というような話でした。
この度の例会は報告後にグループ討論という流れではなく、報告中の中でシンキングタイムを設けられ各グループで討論をする形でした。
その中で自社はこうする、ああするといった活発な意見が飛び交うことで皆さん盛り上がっていました。当たり前に出来ている人もいればそうでない人もいる中で、報告を聞いているだけだと自分の考え方でやっているからと、特に学ぶこもなかったかもしれませんが、間にグループ討論を設けることにより人の意見にも興味を持ちやすいですし、 討論の後は各グループで発表もあるので、より自社はという意見がすぐに拾え、学びやすい例会だったと感じます。

決算書を見るからこそ数字目標も大切になってくるのですが、業種にもよりますが、売り上げベースで数字目標を立てるのではなく、今期はこれぐらい利益が欲しいというところ(いくら利益を残したい)というところから逆算して目標は立てていくことが大事だと感じました。
まだまだ経営者として駆け出しの身としては、とりあえず売上に対して粗利が残って固定費がこれぐらいかかるからこのぐらい数字が残るなという考えでしかなかったので、決算書の見せ方や自社の伸ばし方に対しても考え方のヒントになるものなのだと気づきました。