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2024.12.20

「これからの超高齢化社会であなたはどう生きるか」広島西支部佐伯地区会

開催日時:
2024/11/20(水)
会場:
佐伯区民文化センター
報告者:
講師:しげき司法書士事務所 茂木 武志 氏
文責者:
アールジェイ(株) 川村 聡

不動産登記、商業登記、相続・遺言などの手続業務、成年後見や家族信託に関する相談業務など、司法書士として普段どのようなお仕事をされているのかをわかりやすく解説していただきました。また、相続関連の仕事で高齢の方と関わることが多い茂木氏に、認知症やその予備軍である軽度認知障害(MCI)のリスクや、認知症と診断される前に自分の相続について家族とよく話し合っておくことが大事であること、そして認知症になった場合に備えて「家族信託」という制度があるなど、普段あまり考えることのない「老い」や「死」、そして財産の相続について考える機会となりました。

討論テーマ1 「「超高齢化社会」「多死社会」「人口減少」はあなたのビジネスにどのような影響がありますか」
グループ討論のまとめ意見
・今は特にない
・年寄りが多いのはしょうがない、出生率が下がっているのが問題では。
・労働人口が減っているため採用が難しくなっていることによって今後大変な時代が来ると予想している。
・引きこもりなどの層の掘り起こしができれば人材問題の解消につながるのでは。
・人口が減ることでお金を払うパイも減るため仕事自体が単価の安いものに偏ったり仕事自体がなくなったりする未来もあるのではないか。
・プラスになるマイナスになるは会社によって変わる。
・人口が減る分内需は減るがインバウンド等の売り上げ上がる場合もある。
・相続は誰でもすることだからシニアビジネスも視野に。
・今の自分たちの生活や会社を頑張るしかない。
・超高齢化社会によっての影響は今まで通用していたことが通用しない。
・機械化で対応、自社のカラーの確立、行政などとグループで対策。

討論テーマ2 「ご自身あるいはご親族の相続に関してなにか対策をされていますか」

グループ討論のまとめ意見
・全く対策していない。
・会社の承継も相続に含まれるためそこについても考えておかなければならない。
・相続について対策はしていない。
・親に対して相続の話をするのがまだ難しいと感じる。

・今回の例会を機に相続について考えようと思う。
・すでに資産の把握を家族がきちんとしている(何かあっても気づけるように)。
・親にそんなこと言うのも聞きづらい。
・相続が発生する話について兄弟等でしにくい。
・配偶者や親族の入れ知恵で相続が複雑化していると思う。
・定期的に親族と会って父親の様子を把握する。