「グループ討論研修で『闘論を極める!』」福山支部P地区会
- 開催日時:
- 2024/11/21(木)
- 会場:
- ローズコム
- 人数:
- 20名
- 報告者:
- (株)ウッドライフ 川上 定保 氏
- 文責者:
- ペアコム(株) 梨木 彩加
なぜ同友会の例会では討論をするか。そもそも討論とは何か。グループ長の役割とは。報告者の川上氏が参加者に問いかけ、当てられた人が回答する形式で、まるで大喜利のような雰囲気で報告が進みました。
様々なキーワードが出ましたが「同友会の活動理念である自主・民主・連帯の精神で討論する」という点は重要なポイントでした。討論中のメモの取り方や、話がテーマから逸れた時の軌道修正法、事前に準備すべきこと(プレ報告に参加する)など、すぐに使えるテクニックも満載でした。
川上氏の話でグループ長の心得を楽しく学んだ後、あみだくじでグループ長を決め、40分間討論をしました。討論テーマは4つあり、私のグループは「あなたにとって最高の麺類は?」がテーマでした。グループ長に当選した岡崎氏はまず「そもそも麺類が好き?嫌い?それはなぜ?」という質問をし、さらに「麺類に関するエピソードは?」と深めました。座学で聞いた小技を活かし、参加者の人柄や考え方を引き出し、最後はわかりやすくまとめてくれました。
発表の後はグループ長へのフィードバック。ここが反省、ここが良かった、自分だったらこのワードを拾ったなど、普段の討論では伝えないことを話し合いました。事前準備ゼロでの討論がいかに難しいかを体験でき、参加者の学びのためには汗をかくべきだということを再認識しました。
わざわざ例会をグループ討論研修にしたのは、討論の質を高めるためです。同友会の例会では体験報告の後必ずグループ討論を行います。つまり、例会の質を高めるためとても重要なテーマだったと思います。レクチャーを受けたからと言ってすぐには身に付きませんが、失敗し修正して経験値を積むことは、同友会の討論だけではなく、会社の会議や個人面談にも役立つと感じました。
ピーチクパーチク経営談義♪のP地区が、今回の『闘論を極める!』例会を通して今後ますます本質に迫る話ができる地区会になりそうで私はとてもワクワクしています。