~地域へのまなざしを大切に、経営指針づくりを軸に~
広島北支部の前身は「北地区会」です。1975年に広島同友会に地区会ができたときに、5つの地区会の一つとして発足しました。その後、広島市が政令指定都市になったことに対応して、安佐地区会となりました。その後、会員の増加に伴って安佐南・安佐北に分離、安佐南地区会は最も会員の多い時期には4つの地区会になっていました。
広島支部4支部化の方針のもと、1974年に安佐ブロックとなり、1998年度の25周年に広島安佐支部として発足しました。
この頃の北地区会・安佐支部の特徴の一つが、地域へのまなざしです。初期には毘沙門地域の大型店出店に対する研究会を行なったり、政令市移行後は区長さんを講師にお招きしての区政勉強会などを行っていました。また、2010年には「ホームスイートホーム」の上映会を一般公開、2016~17年には「もっととことん安佐祭り」を行い、地域の方々に中小企業の魅力をアピールしました。
さて、支部発足前後から、バブルの崩壊、金融危機、小泉構造改革、100年に一度と言われたリーマンショックなど、大きな景気変動がありました。こうした中では、小さな有志の勉強会を数多く作り、学びあいました。
また、2011年の東日本大震災では自然の驚異をまざまざと見せつけられました。2020年から始まったコロナの蔓延期は、Zoomを活用した情報共有・励まし合いの場づくりにいち早く取り組みました。
一貫して活動の中心に据えてきたのは、経営理念を確立し、社員を大切なパートナーとし、経営指針・経営戦略作りに共に取り組み実践していく事です。
2010年(平成22年)には、安佐A地区・安佐B地区・安佐C地区に組織を再編成。2022年(令和4年)に広島安佐支部から広島北支部に変わり、地区会は安佐南区地区会、安佐北区地区会とに再度編成しなおしました。現在新たな地区会の発足に向け、計画、準備を行っています。毎月の支部例会を大事にするとともに、会員間の結束を高めるための懇親会を行っています。
支部の会員数は現在160名程度で、170名への増員を目指し、【共感、共有、増強、協力】のスローガンを掲げて、取り組みを進めています。