青年経営者全国交流会in広島

活動レポート

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7分科会

今回第7分会で報告頂きました

三和工業(株) 代表取締役
石巻支部理事
佐藤 隆一氏

まずは、東北弁を使い、これまでの会社の事について、波瀾万丈のストーリーを報告して頂きました。その中で、経営指針を作る為に同友会に入会され、それが今では会社の真髄になっているとの事!福島県石巻市と遠くにも関わらず、経営指針を作りあげている社員さんも多く連れて来てくださり、大変盛り上がった報告、グループ討論になりました。佐藤社長のお話を聴かせて頂き、経営指針書の重要性を確認させて頂きました。

この度はありがとうございました

記:(有)金子石材店 金子幸希

講演の様子

報告者の佐藤氏の会社は福島県石巻市にも関わらす゛、幹部社員を8人連れて来て下さり、盛り上がっているグループ討論1

報告者の佐藤氏の会社は福島県石巻市にも関わらす゛、幹部社員を8人連れて来て下さり、盛り上がっているグループ討論2

約200人の前で、緊張されながらの笑い有り涙ありの報告をして頂いている、佐藤社長

8分科会

■分科会:第8分科会
■報告者:京都同友会 株式会社ワールドサニー 代表取締役社長 小坂 洋平 様
■会場:TKPガーデンシティPremium広島駅北口3F

■講演テーマ:「視座で事業を超えていけ!」
  事業と視座の相乗効果が生み出す未来へ続く実践スパイラル

■グループ討論テーマ
 「あなたは自社の理念やビジョンを見える化できていますか?」
 「あなたは理念を軸に事業で検証するために明日から何をしていきますか?」

分科会の様子

非常に多くの参加者で会場の熱気は最高潮!

それぞれの方の背景が違う中で角度の違う意見がたくさん出ました。

10分科会

11分科会

集まってパチリ!

受付の様子

報告者

スライドとともに熱く発表

グループ討論に加わる報告者

グループ討論の様子

会場の様子

12分科会

集合写真

会場の様子

報告を聞く参加者たち

13分科会

大切な人を幸せにするための取り組みを話す報告者

200名超で埋め尽くされた大会場1

200名超で埋め尽くされた大会場2

各社のこれからの挑戦を聞いて思わず顔が綻ぶ様子

14分科会

以前は八方美人の性格であったと語る報告者

人と向き合い地域を輝かせたい

発表スライド

発表スライド

発表スライド

グループ討論の様子

グループ討論の様子

グループ討論の様子

グループ討論の様子

グループ討論の様子

グループ討論の様子

グループ発表の様子1

グループ発表の様子2

グループ発表の様子3

グループ発表の様子4

座長「地域とはなにかを今一度再定義を」

15分科会

儲かってっか?

創業者との約束。筑波材木店3代目の筑波氏にとって創業者の祖父との約束を今日まで守り続けている。市場36%減少、人材38%減少の中で、それを守るために新たな付加価値を創出し、欅の在庫数日本一という、強みを生かしつつ、それをけん引するため木材倉庫見学会を実施しお客さんを引き付ける努力を惜しまない。
今まで商品にならなかった丸太の端切れから地域のお客様とコラボして新商品を作ったり、色々な価値を生み出す努力をし新規売り上げ9,400万円を達成した。

「儲かってっか!?」

報告者の言葉はひとつひとつ響く

報告者と座長

集合写真

大入りの会場

スライドに見入る参加者たち

18分科会

青全交18分科会レポート「『本当の』事業承継~愚直に向き合った14年間~」

■報告者:(株)青粒 代表取締役社長 永原 豊大 氏(兵庫同友会)
■日 時:9月14日(木)
■会 場:広島コンベンションホール
■参加者:96名(登録数)

自分が参加したのは、兵庫でモロヘイヤのサプリ商品を開発・販売を手掛ける経営者が、事業承継をするまでのお話。自身も後継者にあたるので、事業承継に関しての体験談を聞いてヒントを得たい、と感じて参加した。

永原さんの会社は、両親が起業した会社で、健康需要を見込んでの事業展開でした。時運が味方したこともあり、スタートから売り上げは爆増、急成長しました。
モロヘイヤは平成生まれの筆者からすると今ではあまり聞きなれない食材です。しかし、他の野菜では太刀打ちできない色々な栄養を兼ね備えた万能食材であることに注目し、サプリブームが始まったばかりの状況で、いち早くサプリ開発に着手した行動力は、当時の話を聞いている自身からしても見習うべき部分であることは確かであり、誰もがなりたいファーストペンギンのお手本だと感じました。会社が儲かったことで、永原さんは金銭面では何不自由なく育てられたそうで、毎年海外旅行に連れてもらえるなど充実した日々を過ごしたそうです。

しかし、当時の本人は会社を継ぐ気はなく、両親も甘やかす気はないとコネ入社を拒否し、大学卒業後は一般企業に就職して上京したそうです。

しかし、それから5年後に転機が訪れます。イベント会社の社員として働く永原さんが実家に帰省した際に、「社会人としてしっかり社会に貢献していることを嬉しく思う。もしこの会社を継ぐ気があるのならうちの会社で働かないか?」と父親であり、社長直々のヘッドハンティングの言葉をもらいます。永原さんは少し迷いつつも、親の会社のことを知りたいと感じて転職を決意し帰郷。思いがけない形ではありましたが、故郷に錦を飾ることができた、と思っていた永原さん。それからはトラブルの連続で3度の横領や部下とのトラブルで会社の基盤が崩れてしまい、追い打ちをかけるように2017年にはすべての事業が赤字になるという散々な結果に終わってしまいます。

同友会でもこの業績を突っ込む人が多く、「何を学んできたんだ」という厳しい意見を言った先輩会員の言葉で、初めて自身に経営者の自覚が芽生えた、と永原さんは噛み締めるように語りました。
それからは、経営者として社長と共に困難に立ち向かう中で父親のやってきたことの偉大さや尊敬すべき部分、そして自分ならこの会社をどう変えていけるかといった、一人の人間の成長の物語を見ているような気持ちで報告を聞いていました。

そんな思いが伝播したのか、グループ討論では後継者の人、後継させる社長の人が一緒になって、各々が考える「継承したい思い」や「継承させたい信念」などについて時間を忘れて熱く語り合うことができました。最後は懇親会の準備のため途中退出を余儀なくされましたが、これからの行動指針として余りあるほどの気づきを得られたことは幸運だったと言えます。最初は自身の思惑とは違った報告で残念がった部分はありましたが、経営者の自覚という部分においては、今後の活動のモチベーションになれる報告会でした。

20分科会

中➂➃地区会9月例会は39年ぶりに地元広島で開催された『第51回青年経営者全国交流会に参加しよう』ということで中34地区会からは28名もの会員様にご参加頂きそれぞれの分科会にて学びを持ち帰って頂く例会となりました。

■報告者 (株)NIIZAWA 代表取締役 新澤 亮二 氏
■テーマ 「時流を読んで先手を打つ!」
■日時  2023年9月14日(木) 
■場所  (株)NIIZAWA、宮島コーラルホテル
■参加者数 68名

中34地区会9月例会は39年ぶりに地元広島で開催された『第51回青年経営者全国交流会に参加しよう』ということで中34地区会からは28名もの会員様にご参加頂きそれぞれの分科会にて学びを持ち帰って頂く例会となりました。

私自身は第20分科会(見学分科会) (株)NIIZAWA 新澤亮二社長の報告に参加してきました。

新澤社長といえばRCCごぜん様さまラジオリスナーの私にとってはボックスティッシュのプレゼントのくだりやおしゃべりモーニングの印象が強く、お仕事についてのお話しを聞く機会というのは今回が初めてでした。

今に至るまでの具体的なお話をお聞きして、色々と刺さるお話はあったのですが、私が最も強く印象に残ったことは、具体的な目標を掲げる人の強さ、かっこよさ、清々しさでした。

2013年、10年後広島で青全交が開催されることを聞いた新澤社長は、そこで自分が報告するんだと決めて、報告するからにはそれまでに売り上げ30億を達成する、という具体的な目標を掲げ、そこに向かって突き進んだ結果、2023年を待たずして売り上げ30億を達成されました。

一方、同じく10年後広島で開催されると聞いた時、「10年後か〜もう青年部卒業してるな」程度にしか聞いていなかった当時の自分が恥ずかしくなりました。報告テーマ時流を読んで先手を打つ!とは少々ピントの外れた感想になってしまいますが今回の報告を聞いてもう一度自分を奮い立たせるよいきっかけ、学びとなりました。ビジョンを掲げて人を惹きつける、そんな経営者になりたいなと改めて感じさせて頂きました。

実行委員会のみなさま、報告者のみなさま、全国に誇れる青年経営者全国交流会IN広島を開催頂き、ありがとうございました。

記:セトウチデザイン室 瀬良 博美